決済方法

FXには、デイトレードという1日の内に決済までしてしまう方法や、スイングトレードという1日以上建て玉をそのままにして、数日後に決済する方法があります。

FXの場合、スイングトレードはお勧めできません。なぜかというと、FXは1日であろうとも建て玉を放置してしまうと、大損してしまう可能性があるからです。逆に大きな利益を生むことがありますが、大損してしまっては取り返しがつきません。FXでは、出来ればその日の内の取引、デイトレードで取引をしましょう。

通貨の人気や価値が変動する主な理由とは何か

金利差が為替変動につながる

基本的な考え方ですが、低金利通貨と高金利通貨を比べればもちろん高金利通貨の方が、利息増となる利点があります。例えば、貯蓄が100万円あったと仮定しましょう。

そのまま日本の低金利0.01%の銀行に預けて置く場合と、高金利1.0%の外国に預けておくのとどちらが得をするかすぐにわかります。低金利の国では利息1000円ですが、高金利の国では1万円にもなるというわけです。

oiuこのように低金利の国で資金を調達した後に、高金利の国にその資金を置いておくだけでも、利息アップとなるため得をするのです。ですから、各国に設立されている中央銀行によって、毎月1度ある政策金利の発表によっては大きく為替の変動が起こる場合もあります。

世界情勢、経済状況など
雇用・失業率、そして物価指数などの経済指標は評価できるポイントです。そして国の予算ともなる税収と歳出がうまくバランスのとれている国家の状態かどうか、また外貨の売買における介入度なども挙げられます。

更に世界情勢も反映します。戦争の勃発や暴動、自然災害といった事も起因する一つになります。実は経済指標については毎月数度にわたって発表されています。その都度、各国の通貨が変動しているわけです。日本やそれ以外の国も含めて、世界情勢は通貨の変動に大きく影響してきます。日本の経済成長は、日本円の価値を高めるので、結果円高を導くことになります。

一方、世界基準として考えるとやはり中心は通貨は米ドル。日本円の価値が変動しなくても、米ドルの価値が低くなると、自動的に円高傾向になるのです。「世界四大通貨」と呼ばれるのは、米ドルを始め、ユーロ、英ポンド、そして日本円です。この四大通貨のどれかの価値が上がれば、どこかの価値が下がるという事象がよく起きます。

需要と供給の状態によって価値が変動する通貨は、流通している商品と類似しているといえます。通貨が商品と明らかに違う点は、心理的作用ではないでしょうか。投資をする上で「長期的に伸びるから大丈夫、下がっても取り戻した」といったことがあります。このような心理的作用はチャートに大きく反映されるので、一般大衆の意向を先見する投資ができることが望ましいですね。

過去に起きた貿易赤字政策で1ドル=79円に常に変動する為替レートですが、その原因となる例は数多くあります。
その中でも、1995年に起きた米国の貿易赤字による1ドル=79円となった記録は衝撃的なニュースとして今でも記憶している人も多いのではないでしょうか。

そもそも、どうしてこのような事に陥ってしまったのか理由を探ってみましょう。1995年当時はビル・クリントンがアメリカの政権を握っていました。現在も状況は同じなのですが、1995年から貿易赤字がどうしても解消できない状態のままです。 特に自動車に関しては、米国にTOYOTA、HONDAといった日本の自動車メーカーが大量に輸出されており現在に至ってもよく見かける車でもあります。

しかしその一方、日本で米国車を目にする事は珍しい、これが意味するのが日本は貿易黒字の国である、ということです。最大の貿易赤字となった1995年のアメリカでは、自動車だけでなく電化製品なども、日本が米国に多くの商品を輸出し販売している状態が続いていました。

日本は輸出貿易でかなり利益を出していたので、円高傾向が強まったというわけです。しかし、1ドル=79円はこのような貿易による利益だけでは達しない数字であるとも考えられます。もしかしたらアメリカが自国の貿易赤字をどうにかするために、円高傾向になるよう何かを画策したと思われても仕方ありません。

日本のモノを多く輸入して買っているのに、日本が米国のモノを輸入して買わないのはおかしい=貿易赤字の最たる原因だ、ということでクリントン政権は1995年にアメリカの輸出が有利になるよう働きかけたのです。ドルの価値を一気に下落させようと、為替レートの切替政策を強行し結果1ドル79円という円高を招いたというわけです。